2010年6月14日月曜日

山笠のはっぴ

博多祗園山笠を見た人の多くは「格好良い」と思うでしょう。祭りとは不思議なもので、スーツ姿では疲れた雰囲気を醸し出すおじさんや若者たちが、山笠姿に変身すると格好良く見えるのです。

締め込み姿に役割によって色や柄が違う手ぬぐい、地下足袋、腰に下げたかき縄、その中でもひときわ男たちをカッコ良く見せているのが法被です。

法被には2種類あり、実際に山をかくときに着ているのは「水法被」、勢い水を浴びることからこの名前が由来されています。

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水法被は白地に流(ながれ)や町名の名前をデザイン化して染められており、前を固く結ぶことになっています。

転んだときでも法被をつかんで起こしやすいから。もう一つは粋な「当番法被」、長法被とも呼ばれています。6月1日から山笠終了までこの当番法被が正装となり、期間中は冠婚葬祭すべてにおいて着用が可能となっています。

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ホテルのロビーでこの格好だったとしても、博多らしい風景として通用するようです。現在、水法被は約52種類、当番法被は約54種類。実はこの法被の歴史は意外にも新しいのです。

江戸時代の絵図などを見ていると締め込み姿で上半身は裸、これが明治時代になり西洋を見習えという風潮の中、半裸で走り回るのは見苦しいから中止せよと議会で問題になったと言われています。

様々な歴史を積み重ね今も残る伝統文化は、今後も大切に守り、後世へと残していきたいものです。

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